通訳を目指すなら、アメリカンアクセント一択! | アクセントを変えるのは別言語を学ぶのと同じ

通訳を目指すなら、アメリカンアクセント一択! | アクセントを変えるのは別言語を学ぶのと同じ

2025年7月9日

もしあなたが、通訳で食べてゆきたい!と考えているならば、始めからアメリカ(US)アクセントの環境で英語を学んでください。

これは、高い授業料を払ってエルが学んだことです。

☆ 目指そうと思ったきっかけは、

通訳は目指していなかったのですが、社内通訳を頼まれて思ったことは、

エル
エル

社内で経験を積んで、フリーランスの通訳になれれば、将来使えるスキルだわ

つまりは、がっぽり儲けようと欲が出たわけです。

☆ 通訳学校は¥けっこうかかる¥

働きながら、国際会議で活躍されている先生がいらっしゃる業界でも有名な、通訳学校へ通うことを決めました。

逐次通訳クラスは1コース4ヶ月で、約30万円ほど➕入学金(計40万円)。

4つのレベルがあり、毎回テストがあります。

そして、その進級テストに一度も落ちずに順調に上がれた人はいない、そうです。

逐次通訳コースで150万円➕、会議通訳者コースまでですと軽く200万円➕➕超えます。

先生方は「学校の授業費は、通訳になったらあっという間に払えるわよ」とおっしゃってました。

それぐらい稼ぎのいいお仕事なのです。

☆ 脳がついていけない

通訳クラスに入門する最初のテストに無事受かり、レベル1の逐次通訳コースを受講しはじめました。

どこかの記事で通訳について、通常の3〜6倍の速さでを働かせる、とありました。

国際会議の同時通訳では、5分ほどで交代、逐次通訳では15〜20分にお休みしないと集中力が続かないのが通訳です。

凡人の私には到底無理な話….

クラス中はがっつり集中することが求められるため、脳がどっぷり疲れ果てます。集中力が続かないです。

クラス終わりは砂糖の過剰摂取が必要で「ダーク モカ チップ フラペチーノ」駆けつけ三杯、飲みたいぐらいでした。

お仕事しながら頑張って通いましたが、半年後、上のコースには受からず、先生との面談で言われたことがあります。

海外顧客
通訳の先生

続けるなら今すぐ、アメリカンアクセントに変えなさい

どうする...エル
どうする…エル

えっと、それって、、、

私がいたのはオーストラリア、つまりオーストラリアのアクセントありありでした。

そこでイギリス系の会社で秘書をしてましたので、同僚はオーストラリア人とイギリス人。つまりエルのアクセントは全くアメリカ寄りではなかったのです。

日本で勉強するのはアメリカン・イングリッシュですから、私のアクセントは、この3つが混ざりあっているのだとか….

イギリスではアクセントで生まれが分かる(階級制がある国ですから)というほど、アクセントはとっても大事!

海外顧客
通訳の先生

フリーランスになったら95%以上のお仕事はアメリカ系よ。あなたのアクセントは聞きづらいわ。お仕事に繋げたいならアメリカンアクセントにしなさい!

エル
エル

今ごろ…

英語を勉強する時に、耳から入ってくる英語を聞いて発音しますね。ですので、英語とアクセントは結びついているわけです。

途中でアメリカンアクセントにしようと思っても、元々の『音』がわからないので発音もできません。

それにアクセントだけでなく、使う単語も違いますし、言い回しが全く違うのです。

誰かのインタビューを聞いていても「この人は、アメリカ系の学校で勉強したんだな〜」とすぐわかります。

つまりアクセントを変えるということは、別の外国語に変えるのと同じくらい難しい!

これは是非知ってほしいと、エルは思います。

☆ まとめ

通訳を目指すなら、はじめからアメリカンアクセントを意識して勉強してください。

TOEIC900点越えでも、そう簡単に通訳にはなれないです。

加えて英語だけでなく、日本語の語彙力も必要です。

今どきはAIもあるので、なくなりつつある職業なのかもしれませんが、コミュニケーションは続くので、どの辺りを目指すのか、考えておくことも必要です。

今日はここまで。凡人のエルからお伝えしました。

Have a good day!

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エル

エル

国内外・外資系・元社長秘書 |

学校では教えてもらえない英会話マナーを、エピソードをまじえてお伝えします。少しでもお役に立てますよう、サイト運営に努めます。

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