電話が聞き取りづらい時 | フォネティックコード

電話が聞き取りづらい時 | フォネティックコード

* 海外からの電話取次ぎ | 新人編

フォネティックコード」ってご存知ですか?

エルがまだまだTOEICに縁もなく、英語が聞きとれないのが当たり前の頃です。

海外と取引のある部署に配属され、いつもいる営業の方々は皆さん外出中。

いわゆる電話番をしていた時に起きた事件ですね。

海外顧客
海外顧客

℡Hi, I am 〇〇〇〇. Is Mr.〇〇 there?

どうする...エル
どうする…エル

Hello, Ah…..Uh……

海外顧客
海外顧客

OK. He is not around. So could you pass a message?

どうする...エル
どうする…エル

…………

海外顧客
海外顧客

Charlie, Hotel, Romeo, India, Sierra. OK? Bye!

エル
エル

わぁ〜切れた…..

* 仕事がなくなる危機迫る

こんな経験がある方、いらっしゃいますか?

冷や汗、フリーズ、しばらく呆然。会社を首になると思い、水をがぶ飲みして、仕事は手につかず….

しばらくして営業の方、戻って来ました。

同僚
営業

ただいま戻りました。留守番中、大丈夫だった?

どうする...エル
どうする…エル

海外から電話がありまして、その〜わからなくて…どういたしましょう?

同僚
営業

そっか。何か言ってた?名前とか?会社名とか?

同僚
同僚

おう!サンキュー。わかったよ〜クリスさんね

エル
エル

何者?占い師?天才?

会社は幸い首にならなかったものの、この時は何のことやら全くわからず、でした。

* 「フォネティックコード」(Phonetic Alphabet)

後々、別の仕事で覚えることになりましたが、これがフォネティックコード」です。

北大西洋条約機構(NATO)国際民間航空機関(ICAO)などが定めた通話表で、無線や通話などで重要な文字・数字を正確に伝達するため、定められたものです。

頭文字をとって並べると伝えたい言葉になるわけです。無線が趣味の方はよくご存知でしょう。

「フォネティックコード」は、いくつか種類がありますし、自分で知っている単語を使う方もいらっしゃいます。ここでは国際的に使われているものを参考に記載します。

頭文字フォネティックコードカタカナ読み
AAlphaアルファ
BBravoブラボー
C Charlieチャーリー
DDeltaデルタ
EEchoエコー
FFoxtrotフォックストゥロット
GGolfゴルフ
HHotelホテル
IIndiaインディア
JJulietジュリエット
KKiloキロ
LLimaリマ
MMikeマイク
NNovemberノベンバー
OOscarオスカー
PPapaパパ
QQuebecクベック
RRomeoロミオ
SSierraシエラ
TTangoタンゴ
UUniformユニフォーム
VVictorビクター
WWhiskyウィスキー
XX-rayエックスレイ
YYankeeヤンキー
ZZuluズゥル

Charlie, Hotel, Romeo, India, Sierra = Chrisさん、ですね。

AはApple、JはJapanと置き換えて使われる方もいらっしゃいます。

相手にわかりやすく伝われば良いのです。

* まとめ

フォネティックコードを知らなくても首にならなかった(笑)。

海外と通話することが増えると、知ってて良かったフォネティックコードですね。

覚えておくと便利ですよ。

ではでは、今日はこの辺で、Have a good day!