もしあなたが、通訳で食べてゆきたい!と考えているならば、始めからアメリカ(US)アクセントの環境で英語を学んでください。
これは、高い授業料を払ってエルが学んだことです。
Table of contents
☆ 目指そうと思ったきっかけは、
通訳は目指していなかったのですが、社内通訳を頼まれて思ったことは、

社内で経験を積んで、フリーランスの通訳になれれば、将来使えるスキルだわ
つまりは、がっぽり儲けようと欲が出たわけです。
☆ 通訳学校は¥けっこうかかる¥
働きながら、国際会議で活躍されている先生がいらっしゃる業界でも有名な、通訳学校へ通うことを決めました。
逐次通訳クラスは1コース4ヶ月で、約30万円ほど➕入学金(計40万円)。
4つのレベルがあり、毎回テストがあります。
そして、その進級テストに一度も落ちずに順調に上がれた人はいない、そうです。
逐次通訳コースで150万円➕、会議通訳者コースまでですと軽く200万円➕➕超えます。
先生方は「学校の授業費は、通訳になったらあっという間に払えるわよ」とおっしゃってました。
それぐらい稼ぎのいいお仕事なのです。
☆ 脳がついていけない
通訳クラスに入門する最初のテストに無事受かり、レベル1の逐次通訳コースを受講しはじめました。
どこかの記事で通訳について、通常の3〜6倍の速さで脳を働かせる、とありました。
国際会議の同時通訳では、5分ほどで交代、逐次通訳では15〜20分にお休みしないと集中力が続かないのが通訳です。
凡人の私には到底無理な話….
クラス中はがっつり集中することが求められるため、脳がどっぷり疲れ果てます。集中力が続かないです。
クラス終わりは砂糖の過剰摂取が必要で「ダーク モカ チップ フラペチーノ」駆けつけ三杯、飲みたいぐらいでした。
お仕事しながら頑張って通いましたが、半年後、上のコースには受からず、先生との面談で言われたことがあります。

続けるなら今すぐ、アメリカンアクセントに変えなさい

えっと、それって、、、
私がいたのはオーストラリア、つまりオーストラリアのアクセントありありでした。
そこでイギリス系の会社で秘書をしてましたので、同僚はオーストラリア人とイギリス人。つまりエルのアクセントは全くアメリカ寄りではなかったのです。
日本で勉強するのはアメリカン・イングリッシュですから、私のアクセントは、この3つが混ざりあっているのだとか….
イギリスではアクセントで生まれが分かる(階級制がある国ですから)というほど、アクセントはとっても大事!

フリーランスになったら95%以上のお仕事はアメリカ系よ。あなたのアクセントは聞きづらいわ。お仕事に繋げたいならアメリカンアクセントにしなさい!

今ごろ…
英語を勉強する時に、耳から入ってくる英語を聞いて発音しますね。ですので、英語とアクセントは結びついているわけです。
途中でアメリカンアクセントにしようと思っても、元々の『音』がわからないので発音もできません。
それにアクセントだけでなく、使う単語も違いますし、言い回しが全く違うのです。
誰かのインタビューを聞いていても「この人は、アメリカ系の学校で勉強したんだな〜」とすぐわかります。
つまりアクセントを変えるということは、別の外国語に変えるのと同じくらい難しい!
これは是非知ってほしいと、エルは思います。
☆ まとめ
通訳を目指すなら、はじめからアメリカンアクセントを意識して勉強してください。
TOEIC900点越えでも、そう簡単に通訳にはなれないです。
加えて英語だけでなく、日本語の語彙力も必要です。
今どきはAIもあるので、なくなりつつある職業なのかもしれませんが、コミュニケーションは続くので、どの辺りを目指すのか、考えておくことも必要です。
今日はここまで。凡人のエルからお伝えしました。
Have a good day!
カテゴリー